

牛田早稲田へ行く際に、バスの中から「白島町」というバス停が広電白島駅に近そうだとわかっていたので、白島線全線完乗に向け、牛田旭から白島町へバスに乗っていきます。
そこで再びこの分厚いシートに出会いました。新しい車両はどれもこのシートのようです。


白島町で降りると、交差点の向こう側に広電の白島駅が見えています。


9号線は広電の中ではかなり短い系統で、八丁堀~白島間は9号線以外の電車は走っていません。
しかしこの9号線だけは線内100円均一(他の路線は150円)ということで意外にも人気なんだそうで、一度広島市と広電が廃止協議に入った際にも、地元住民からの強い反対があったそうです。
路面電車は、沢山の人に愛されているんですね。ほら、終点の八丁堀に着く頃には座席も結構埋まってます。


八丁堀に到着しました。
あとは、写真の路線図の緑色のラインで描かれている路線に乗車すれば、広電は全線完乗したことになります。


目指すは5号線です。
乗り換えられる的場町まで、電車で急ぎます。


写真右側に、薄緑色の駅名標が着いたホームが見えますが、あれが5号線のホームです。
5号線は広島港と広島駅を最短距離で結ぶ路線で、途中の皆実町六丁目で再び1号線などと合流します。

さて、皆実町六丁目に到着しました。
これでやっと広電は完乗(前回も合わせて)、ということになります!

さて、次はアストラムラインの未乗車区間を片付けに行きます。

まだ乗っていないのは大町~城北の区間です。城北~本通は前回利用しました。
皆実町六丁目から1号線で本通まで行き、そこから地下へ降りて乗り換えることになります。


もうすでに夕ラッシュとなっていて、電車は大混雑。
写真ではあまり混んでいないように見えますが、実際は発車間際にたくさん乗ってきています。
白島を過ぎると地下から地上へ上がってくるのですが、そもそも外が暗かったため、よくわかりませんでしたw

大町からは可部線に乗車し、今度は広島駅へ戻ります。
夕ラッシュでも2両編成で走るもんですから、やはり大混雑。対向の電車が4両編成だったのは見たのですが。
本数をかなりギリギリまで増やしているためか、ほぼすべての駅で離合待ちを行なっていました。
切符は広島市内からとなっていたので、ここから帰りの切符を改札に通そうかなと思ったのですが、ここで入場すると広島駅での途中下車ができません。広島駅ではおみやげ屋駅弁を買うつもりでいたので、広島駅までの切符を買って乗車することにします。


さて、とうとうこの旅も終わりが見えて来ました。
やっとこさ広島駅に戻ってきました。

また車の横を通って、


改札へたどり着きます。

おみやげや駅弁が売っている店を駅の外で必死に探しまわって、やっとの思いで買ったわけですが、実はそういった店って改札の中にかなりたくさんあるんですよね。あの苦労は何だったのか、と自問。
疲れていたので指定席を取っちゃいました。


帰りは、駅弁を食べ終わったあとで行きと同じようにアイスコーヒーとバニラアイスを頼んで食べてました。
広島には本当にたくさんの交通機関がありますが、それと同時にそれぞれの連携がうまくいっているところに広島市の交通政策に対する真摯さを感じました。
船と路面電車、新交通システムとJR、あるいは路面電車とJR…と言った形での連携は私も全く見たことがなかったものばかりです。
この12日間、ご覧頂きありがとうございました。
おまけ


