

鳥栖市内5番、下野線の終点「下野」です。
もともと下野北、下野中、下野南…と久留米方面に路線が続いていたのを、適当な所でぶった切ったので、下野南の更に南に、「下野」というバス停が出来る形になってしまいました。


本数はかなり少ないですが、40番神埼線の路線まで歩いていける距離なので、本数の割に"乗車難易度"は低そうです。
鳥栖駅、新鳥栖駅、肥前旭駅と3つの駅を通るので、なおさら乗るのは簡単そうです。


バス停の周りはこんな感じ。
ほとんど何もなく、新幹線の高架と鹿児島本線だけが見えます。


左が鳥栖方面、右がバスの行かない方向。

バスが行かない方向に向かうと、堤防のたもとに三叉路で少し広くなっているスペースがあって、西鉄は珍しい路上待機を行います。


バスが通る道は、路線バス以外の大型車は進入禁止。
一日数往復しかない路線ですが、確かにバス路線はここにあるのです。

久留米市街地の方へ歩いて行くと、何やら橋が見えます。


筑後川にかかる、千歳川橋梁です。
何で素直に筑後川橋梁ではないのか、よくわかりませんが、この橋が架橋された当時は「千歳川」という名称のほうが一般的だったのでしょう。
千歳川という名前は、私の記憶が間違っていなければ、筑後川の内、市街地にごく近いところを流れている部分について使われていた名称だったような気がします。

新幹線の高架ができてしまって、すっかり様変わりしたような感じですが。


柵の中に入りさえしなければ、こんな感じで写真も撮れます。
昔ここに用事があって何度か通いましたが、
その時バスが通ってればなあ~。
川の名前は、最初川の北岸にあった仮駅の名前も
千歳川仮乗降場でしたし、当時の一般的な呼び名だったのでしょう。
今の筑後川という名に決まるまでにはどう呼ぶかで紛糾したとも聞いています。