

1年10ヶ月の短い生命だったお堀前乗り場も、遂に使用中止となり、公道上に止まるバスは、辻薬局前に停車する循環バスとイオン号だけになりました。


バスセンターの出入り口はこんな感じです。
もともと信号はなかったのですが、信号が設置され、写真の道路からは路線バスを除いて左折しかできないようになりました。
緑の車線がバス専用の右折レーンです。

大手口センタービルの一階にバスセンターが入る形となっています。
写真の車路には一般車がいますが、バスが通る道路は通常の道路と共用になっており、一般車でもバスが入る灰白色のレーンに入らなければセンタービルの裏の道路を通行できます。


バスセンターの中はこんな感じ。乗り場は3つで、東方面、西方面、高速バスと分かれています。
写真は撮りそこねましたが、乗り場の向かいには窓口と券売機が設置されています。なんと券売機2台のうち1台はタッチパネル式。

こんな風に発着標のディスプレイも設置され、わかりにくいバスの行先もちゃんと確認することができます。

バスはこんな感じに乗り場に到着します。
到着するとすぐに運転手さんが外に出てきてドアのボタンを押し、乗客を乗せます。
博多バスターミナルとか天神バスセンターにそっくりです。

こうやって昭和バス標準タイプの時刻表が設置されていますが、よくよく探してみると、市民グラウンド止まりになる市内線の時刻表がどこの乗り場にもありません。

なんと、3番のりばにありました。
なかなか適当にあしらわれているような感じは否めませんが、そんなの車両を見れば一目瞭然なのであえて深くは触れないことにしますw


西鉄久留米ではバスセンターの柱に巨大な数字を書いて運転手を誘導していますが、ここは柱に紙(?)を貼りつけているだけです。
車内から見るとこんな感じ。バスセンターだ!という感じがしますね。

以前は、「唐津大手口バスセンター」というのが正式名称でしたが、大手口センタービルの入居テナントを示す看板や、建物には「唐津バスセンター」とのみ書かれ、どうやら正式名称に「大手口」は入らないようになったみたいです。
しかし、車内の放送案内では引き続き「大手口」とのみ放送されているので、呼び名は大手口のままで差し支えなさそうです。
旧バスセンターの頃は、運転士やバスガイドから異動された係員が終日、到着と発車の案内放送をされていました。「1番のりば到着の車は、佐賀行、急行でございます。山本・相知・多久・佐賀方面へお越しのお客様は、1番のりばから御乗車下さいませ。1番のりば到着の車は、佐賀行、急行でございます。」と、昭和バス独特の丁寧な案内でしたが、田舎でノンビリしてたからかも知れません。
西鉄天神バスセンターの、シャープな放送と好対照で、聞き比べるのが好きでした。
それが、平成4年から合理化で各バース内側にマイクが付けられ、運転士が下車してアナウンスするスタイルに変わりました。私も、車外スピーカーで呼び掛けても構わないのにと思いますが、昭和バス伝統の、乗客を大切にする行動かな?とも思います。