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八丁堀で白島線に乗り換えて、縮景園前で降りる、というルートは先程と同じです。

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広島市美術館の横を抜けて、景勝「縮景園」に到着です。
閉園時間が17時半なのですが、この時点でもうすでに16時半を過ぎていたので、入園券を買う際に「あと一時間で閉園ですが、よろしいですか?」と言われましたw
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中に入っていくと、こんな感じです。
1620年、当時の広島藩主が家人に命じて作らせたもので、中国にある杭州西湖の風景を縮小したようにして造られたところから「縮景園」と名前が付けられました。最初は「泉水屋敷」と呼ばれていたそうです。
その後度々改修を受けて今に至ります。

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庭園の真ん中にあるのが「濯纓池(たくえいち)」という池で、掛かっている橋が「跨虹橋」です。
強固な意志づくりの橋なのですが、角度からしてどう見てもまともに上ると危ないので、横に通路がありますw
私も橋をわたってみましたが、走ったり足を滑らせたりすればそのまま池にダイブしてしまいそうなくらい怖いです。
実は原爆で、数々の橋が崩落する中、この跨虹橋は崩落しなかったのだそうです。

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この庭園のモデルは杭州西湖なのですが、ウィキペディアで写真を見ると、その美しさに感動します。
実はこの杭州西湖、日本の他の公園にも影響を与えており、身近なところでは、福岡の大濠公園もそのひとつなんだそうです。

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綺麗です。

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いつまでも見ていたいくらいですが、そんな暇はありません。
帰りのさくら号に乗るべく、急いで電停まで走ります。するとちょうど電車が来たところで、無事乗車できました。

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八丁堀に到着したあと、本線の電停から広島駅行きの電車が発車するのが見えました。どうせすぐ来るから、と何も考えていなかったのですが、いざホームに行くと、なんと「次の電車まで7分」の表示が。えええ!!!と心のなかで叫んでしまいましたw
電車はひっきりなしに来ているはず…なのですが、今回は相当運が悪かったようです。この時点でちょうど新幹線の時間の一時間前です。
結局電車が来たあとも、広島駅の手前、猿猴橋の上で広島駅前に入る電車が詰まってしまっており、結局駅についたのは電車が出発する15分前でした。

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おみやげやらなんやらを買って、急いで改札を通ります。帰りの新幹線で食べるものまで買っていたので、改札を通ったのは18時26分でした。
在来線の改札を颯爽と抜け、跨線橋を駆けていきます。朝も見たマツダ車を横目に見て、新幹線改札を通り抜けると・・・

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ちょうど「さくら」が来たところでした。自由席は満席で、結局座ったのは3列席の真ん中(徳山でなんとか2列席の窓側に座れましたけれど)。
その後久留米にも無事到着し、滅茶苦茶な行程で進んでいった広島観光も、これで終わりです。
読者の皆さん、お付き合いありがとうございました。明日からは通常通り更新していきます。