※今日は勝手ながら久留米→水俣の記録は休ませていただきます。前回に引き続き、申し訳ないです。

(2016年11月2日追記)
2016年8月の時点で高専循環は全区間に渡り「8」の番号を表示して運行するようになっていました。この記事は昔の話なんだなぁということで読んで頂ければ幸いです。


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JR久留米駅のバスロータリーに到着した無番のバス。久留米市内で無番の路線といえば、ゆめタウン行きと、高良大社の臨時バス、そして堀川バスぐらいのものですが、これは一体なんなのでしょう。
実はこのバス、時刻表上で「8」と案内されている路線、すなわち高専循環なのです。

市内線8
高専循環とはその名前のとおり高専前を通る循環線です。
運転区間は信愛女学院から千本杉・文化センター・西鉄久留米を経由して、市役所から医大通り経由で高専へ向かい、高専前、小森野四丁目とバス停を通って再び医大通りを経由してJR久留米駅、という感じです。
いわば遠回りの路線で、ループ部分の停留所数が少ないので、ループ部分は両方共に「高専前→小森野四丁目」の一方通行です。
以前の記事でも説明していたのですが、以前は「5」が高専前まで行っており、8番は大学病院までの運転でした。「5」はそのとき西鉄久留米から先は、JR久留米駅→高専前というルートで走っていたのですが、「5」がなくなった際にその補完として「8」が高専前とJR久留米駅まで行くようになったため、今のような循環線のスタイルを取るようになりました。
その際に、高専前と2回目に通る医学部前の間に「小森野四丁目」バス停が新設されたのです。

写真のバス、いつこの表示に切り替えるのかというと、JR久留米駅方面のバスが一回目に医学部前を通過した際にこの表示に変わるようになっています。LEDでは写真のように行先番号が消えてしまうのですが、幕では医学部前から表示される行先でも番号は通常通り表記されています。
確かに距離が短いですから行先番号の表示が消えるのもわからないこともないのですが、一体なぜ高専前→JR久留米駅の時だけ行先番号の表示が消えてしまうのかは、はっきりと分からないところです。