

吉井駅前のバス停にびっくりするものが残っていました。
この写真は吉井営業所方面のバス停ですが、久留米方面のバス停にはなんと!


切符売り場の跡と思われる窓口のようなものがありました。
当時の看板も錆びずに綺麗に残っています。

こうやって個人商店や個人の家などに切符の販売が委託されて、その後ワンマン化が進んで切符が必要なくなって窓口が閉鎖されると、窓口は何らかの形で塞がれたりすることが多いのですが、ここは綺麗に残っています。
きっと、ここで切符の販売をしていた家の方がなにか思い入れがあって残したのでしょうかね。

窓口以外にも、昔ささっていたと思われるバス停の跡や、


軒看板・時刻表が設置してあった跡まで、細かに残っています。
昔はここの一帯を何本もの特急バスや急行バスが行き来していたでしょうから、バス停も大変賑わっていたのでしょう。
こうやって時々昔のことを想像したりしてはいますが、今があるから過去が懐かしく思えるのであって、現在のことも未来になったら懐かしく思えるようになるのでしょうね。


ちなみに現在の本数と路線はこんな感じ。
ローソン行ができて以来、ここらへんはめっきり本数が減ってしまいました。


バス停のすぐそこにある吉井駅前交差点を覗いてみれば、

向こうに筑後吉井駅が見えます。