浮羽発着所から隈上川沿いに山を登ること数十分、田篭支線の神杉野(かみすぎの)です。
知っている方が大半だと思われますが、2010年の3月末までは終点のバス停でした。
柚木(ゆぎ)小学校廃校に伴ってここから先の柚木本村(ゆぎほんむら)集落の「コミュニティセンター」停留所まで延伸されたので、単なる通過点となってしまいました。
周囲は特に何もなく、県道105号線が貫いているだけです。
ただひたすら何もなく、川と木があるだけ。
バス停の向かいには宮崎駿の映画に出てきそうな雰囲気の廃墟があります。「かりぐらしのアリエッティ」の次はぜひここを。「杉林のナントカ」・・・なんて無理ですね。
私は結構この雰囲気好きなんですけど。
世の中には廃墟マニアというのもいるみたいですが、私は怖くて廃墟の中には入れませんw

このだだっ広いスペースですが、以前はバスはここで折り返しており、右の写真のように、晴れているときはきれいな写真が撮れたものです。
この木漏れ日の具合が私は大好きです。
待合所は掘っ立て小屋というにはもったいない木造です。
神杉野名物(?)の赤い椅子と福岡地区の路線図。何となくミステリアスです。
本数はまあそこそこ。
単なる通過点となりましたが、きれいな自然はいつまでも消えることなく残るでしょう。
久留米から神杉野に行くのは結構時間がかかるものですけど、暇があればまた来たいところです。
神杉野、終点でなくなったのは、
ちょっと残念なところもありますが、
あの雰囲気は特筆ですし、
長く残ってほしいですね。
まだ千蔵木行ってないので、
Salam817さんの記事見て、
自分を慰めていますw