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昨日の続きです。
役場で頂いた経路図と全線時刻表を紹介します。ネットで見つからない情報も、自分の足を使えば思いのほか簡単に手に入るものですね。
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こちらは北回り線。
まず町南部にある老人福祉センター(おたっしゃ館)から町役場、イオンと主要施設を経由しながらジグザグに北進します。イオンを出ると、県道133号と県道46号を経由し、町北端の鳥越公民館までノンストップで向かいます。
鳥越公民館からは各駅停車で南へ下りますが、県道からそれて塚原、堤、船石、中の尾団地などの地区にも複乗で立ち寄ります。イオン~役場~おたっしゃ館は上下共に同ルートです。
朝は小学生の登校を想定したルート。夕方はおたっしゃ館→鳥越公民館を各駅停車、折り返し鳥越公民館→おたっしゃ館はノンストップという形態です。

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こちらは南回り線。
まずおたっしゃ館から役場→サティの順で運行し、坊所地区(中央部)を左回りでぐるっと回ります。その後は南西部の前牟田地区を循環します。前牟田地区では上米多西線北経由と、上米多公民館前経由の2種類があります。
前牟田地区で一回りしたら、おたっしゃ館に立ち寄って、南東部の江迎地区の循環に入ります。江迎地区の集落をくまなく周ったあと、役場へ戻ります。
役場からは最初と逆順で坊所地区を周り、またまた役場に戻ります。そしておたっしゃ館で終点。便にもよりますが、最大3回役場を通ることになります。
午後は坊所地区の循環をカットして運行しています。

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土曜は1台のバスで6便走り切る形です。北回りと南回りを足して循環部を一部削るような感じ。

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南回り(エアロミディ)車内はこんな感じ。
運賃表、整理券箱、自動両替機の3点セットがバッチリ揃っていますが、運賃は運行開始当初から一律だったとのことです。ちなみに全部使ってません。放送も鳴りません。
ボタンは電鈴音ではなく「プー」という音が鳴りますが、乗車中にボタンを使っているのを見たのは1度だけでした。

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車内から見えるのは一面の田園風景。
張り巡らされたクリークやその治水施設、まとまった集落が点在する等々…上峰町のような低地の平野で共通して見られる風景を存分に楽しめます。

乗客はみな運転手さんと顔なじみのようで、降りる場所もバス停の名前ではなく施設名や訪問先の家主の名前で伝えていました。私も2月27日と2月28日の2回に分けて乗りに行ったのですが、最初は「どこまで?」「役場までお願いします」という会話をしました。
2回目は運転手さんも察してくれたのか、何も聞かずに一周乗せていただきました。そもそも他の乗客も結構乗っていたということがあったのでしょうけれども。

というわけで、のらんかい関連は以上です。
佐賀新聞によるとこの通学福祉バスも雲行きが怪しいようなので、機会があれば是非ご乗車ください。