毎年恒例となっている高良大社線の臨時バスですが、広報や周知の面で問題があるような気がしたのでここに適当に書くことにします。
要は私のわがままです。どうか本気で受け止めないでください。
高良大社線がそこいらの臨時バスと違うのが、西鉄久留米~高良大社下の各バス停の相互利用が可能で、更には臨時区間を含めた放送・運賃表のデータもバッチリ用意されていることです。
そのため、普通の路線バスと全く同じような利用が可能なのですが、バスナビにも表示されないし、公式ウェブ上での時刻表の検索も出来ません。

西鉄は毎年、通常の時刻表検索システムに組み込んで年末年始ダイヤを検索できるようになっているのですが、高良大社線はそれに含まれておらず、例えば西鉄久留米~千本杉の時刻表を検索しても、正月なら15分間隔で走っているはずの高良大社線のバスは出てきません。
そもそも年末年始ダイヤでも本数の多い区間を走るのと、高良大社線そのものの本数も多いので、結局インターネットで調べる必要もないだろうという西鉄の判断もあるのでしょうけれども、やはりぞんざいに扱われている感は否めません。

高良大社のホームページからPDF時刻表を探しだすが、実際バス停に行って時刻表を見ることが出来れば時間はわかるわけですが、西鉄久留米バスセンターでもわかりにくいところに掲示されていますし、西鉄の公式ホームページでは高良大社線の案内は一切なされていません。
高良大社のホームページに掲載されているのはPDFですから、バス停などで携帯電話から調べるとなると、結構手間がかかります。というわけでテキストデータを用いた公式ウェブ時刻表に組み込んで検索できることが望ましいのです。

公式時刻表に組み込まずとも、せめて臨時バス情報のページに高良大社臨時の案内を出し、時刻を掲載するだけでもしてほしいものです。

第一、高良大社付近は毎年渋滞が激しく、渋滞緩和のためにも、西鉄が臨時バスの積極的な利用を呼びかけるのは大切なことのように思われるんですけどね。バスは神社付近で専用レーンが用意されているのと、自家用車と違って駐車場が何台分も必要となるわけではないのですから。
もちろん久留米市側からのアナウンスも大切です。市内からはバスで来させるようにすることで遠方から自家用車で来る人をスムースに行かせるようにすれば、参詣する人の負担も全体として減らせるのでは?と思うわけです。
(こうした場合、渋滞の緩和によって同時に参詣できる人が増えすぎてしまい、それで新たな問題を生む可能性も出てくるわけですが…)

もちろん、上で書いたような案内の改善を行う必要のない理由もたくさんあります。実際、1時半頃に山を下るバスは大盛況ですし、たった3日間のために余計な経費をかけるのかという話ですし。
むしろそっちのほうが多いような感じがしますので、あえて全ては書きません。

以上、私個人の意見ですが、西鉄の関係者の方の目に止まって、「こげんとせんで良かやろーもん」みたいなのでもいいので、何か思うことがあれば幸いです。いや、目にとまるだけでも幸いです。