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さて、8月1日に20番系統のダイヤ改正が行われるようです。

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一昨年のローソン便新設に続き、今回はなんと20番に、田主丸中央から通常の20番のルートを外れて田主丸駅前へ向かう便が新設されます。
田主丸駅駅のバス停は23番と25番(と甘木観光バス)だけが利用するバス停だったのですが、今回の改正で20番と24番も発着するようになります。
20番
20番2
これまで、平日の日中はこれまでの浮羽発着所行と吉井営業所行(土日は加えてローソン行)の2種類の行先が走っていましたが、吉井営業所行の一部を田主丸駅行きに置き換えるという形になりました・・・というのが今回のダイヤ改正の概要です。

まあ、ローソン常持店前行きの新設、吉井~上原区間便の廃止がこれまでに行われてきたことを考えると、残念ではありますが、自然な流れのような気がします。とはいえ、ローソン便新設以前は日中でも毎時4本のバスが久留米と吉井を結んでいたことを考えると、次のダイヤ改正で日中は毎時2本にまでなってしまい、一気に減ってしまったな…という感じではありますが。
日中に久留米から吉井まで乗り通す人がほとんどいないというのは今に始まったことではなく、10年近く前からそんな感じだったので、冷たい言い方ですが、”ようやく妥当な本数になった”と言えます。
総括して見てみると、この2010~2012年のダイヤ改正は、2000年代前半まであった杷木行きや快速便をなくしたダイヤ改正に続く「20番系統の整理」の流れだったのかな、と考えられそうです。

それでも、久大本線が先日の豪雨で災害に逢い、今でも本数がかなり減らされていることを考えると、バスを一時的な鉄道の代替手段にできないかと考えた時、このダイヤ改正はもうちょっと遅い時期に出来たはずだと思ってしまいます。
もともと所要時間や走る場所の違いから、JRと西鉄の利用者の住み分けがおよそできていたので、従来のJRの利用者が「JRの列車の時間に合わせて動くようにすればいい」と言ってしまえば、それまでなのですが…。

トータルの本数が本当に減っていないか確認するために、とりあえず西鉄久留米発の本数だけでも数えてみました(公式サイトより「西鉄久留米→ローソン常持店前」の区間)が、ほとんど変わっていないようです。
反対方面は数えていません。また、始発地の別(JR久留米駅始発/大学病院始発/西鉄久留米始発)も考慮していません。

改正前(西鉄久留米発)

平日
ローソン常持行:0本
吉井営業所行:54本
浮羽発着所行:22本
→計76本

土曜
ローソン常持行:9本
吉井営業所行:26本
浮羽発着所行:22本
→計57本

日曜
ローソン常持行:9本
吉井営業所行:26本
浮羽発着所行:21本
→計56本

改正後(西鉄久留米発)

平日
ローソン常持行:0本
田主丸駅前行:12本
吉井営業所行:42本
浮羽発着所行:22本
→計76本

土曜
ローソン常持行:9本
田主丸駅前行:7本
吉井営業所行:18本
浮羽発着所行:22本
→計56本

日曜
ローソン常持行:9本
田主丸駅前行:7本
吉井営業所行:19本
浮羽発着所行:21本
→計56本