

今年の10月から、博多⇔新鳥栖・久留米・筑後船小屋・新大牟田の区間に、二枚きっぷが設定されるようになりました。
と言っても、有効期間は一日だけなので、その名も「九州新幹線日帰り二枚きっぷ」。
券売機で買うと、写真のように四枚出てきて、一枚は表紙、二枚は往復券、あとの一枚はアンケートです。
九州新幹線開業以前、快速の使い勝手があまり良くないこともあってか、リレーつばめや有明と言った鹿児島本線を経由する特急電車は、都市間連絡の他にも福岡県内のみの利用が多く、羽犬塚、瀬高といった西鉄沿線ではない駅にとっては、福岡へ行く最短・最速の交通機関として重宝されていました。もちろん上述の二駅以外の特急が停まらない駅でも、緩急接続を利用して特急を利用する人も多かったでしょう。
そういう訳で、短距離利用を促進させるために、大牟田・瀬高・羽犬塚・久留米⇔博多のそれぞれの区間では、販売価格を2000円以下に抑えた2枚きっぷが販売されていました。
結局新幹線の開通でそういうのはなくなり、利用者は面食らう結果となったわけですが(私の場合、博多に行く用事なんて無かったので、JR自体ほとんど使っていませんでしたけどね)。
いわば、利用者は安い二枚きっぷでJR九州に"餌付け"されていたわけです。
その補完として、開業当時から新大牟田・筑後船小屋に関しては博多までの二枚きっぷが設定されたのですが、当然のごとく値段は二倍以上に跳ね上がり、しかも駅も不便な場所にありますから、当初の福岡県内4駅の利用者は自然な流れで、特急の待避が減り所要時間の縮まった快速にシフトして行きました。
私も、博多に行くときは西鉄電車とバスを薬院駅で乗り換えていたのですが、快速の所要時間が縮まったので、JR快速で直接博多に行くようになりました。
多分、この新幹線二枚きっぷを設定したのは、当時の在来線特急の代替として捉えて欲しいというJRの意図もあったのでしょうけれど、価格が二倍以上になって、駅も離れればそりゃ役に立ちません。
しかし、久留米と新鳥栖に関してはそういった割引切符が発売されることはなく、しばらくほったらかしにされていましたが、久留米~福岡の輸送を根こそぎ西鉄に持って行かれるのはまずいと思ったのか、新幹線による地域輸送の起爆剤として、今年の10月にようやく前述の日帰り二枚きっぷが設定されました。
その後の輸送の増減は私は存じかねますが…。
久留米⇔博多往復が2400円というのは正直高いです。しかも有効期限は一日です。
確かに、元々が1550円、往復3100円なのを考えると700円も安くなったわけですが、まず片道1550円というのが異常に高いのです。
現在、久留米と博多の間は19分(最速16分)なのですが、二日市に止まらないリレーつばめで24分・旧二枚きっぷの販売価格が1700円、在来線快速で35分・720円であることを考えると、異常に高いのです。
(西鉄の往復1200円と比べるのは邪道なので、あえて深くは触れません)
5分しか短縮していないのを考えると、それで往復700円も高くなるのは利用者としては納得行かない面もあります。
しかし考えてみれば、これから暫くの間JR九州は莫大な新幹線の開業資金を回収しなければいけないので、むやみに割引切符を設定できないという状況に置かれることになります。すると、結論としては、もうしばらく待て、という話になってしまうわけです。
極太マジックペンは真っ直ぐで長い線を一度に書くのに適していますが、細マジックペンでは短い線のほうが丁度良かったりします。
通常の太マジックペンならば、細マジックより長い線はかけますが、極太に比べるとあまり綺麗な線は引けません。
極太を新幹線、太マジックを在来線特急、細マジックを在来線普通・快速と置くと(じゃあ極細は路面電車?)、利用者各々の目的に適した輸送手段が見えてきますね。
新幹線が地域輸送で不利になる原因は、結局その料金の高さにあります。
JR他社に比べて、JR九州の在来線特急はより短距離の利用客が多かったので、新幹線開業前後を比べると相当な差ができてしまいました。
その差を埋めるためには、充実した割引切符の設定が求められます。あるいは思い切って特急料金を改定するか。
その後の輸送の増減は私は存じかねますが…。
久留米⇔博多往復が2400円というのは正直高いです。しかも有効期限は一日です。
確かに、元々が1550円、往復3100円なのを考えると700円も安くなったわけですが、まず片道1550円というのが異常に高いのです。
現在、久留米と博多の間は19分(最速16分)なのですが、二日市に止まらないリレーつばめで24分・旧二枚きっぷの販売価格が1700円、在来線快速で35分・720円であることを考えると、異常に高いのです。
(西鉄の往復1200円と比べるのは邪道なので、あえて深くは触れません)
5分しか短縮していないのを考えると、それで往復700円も高くなるのは利用者としては納得行かない面もあります。
しかし考えてみれば、これから暫くの間JR九州は莫大な新幹線の開業資金を回収しなければいけないので、むやみに割引切符を設定できないという状況に置かれることになります。すると、結論としては、もうしばらく待て、という話になってしまうわけです。
極太マジックペンは真っ直ぐで長い線を一度に書くのに適していますが、細マジックペンでは短い線のほうが丁度良かったりします。
通常の太マジックペンならば、細マジックより長い線はかけますが、極太に比べるとあまり綺麗な線は引けません。
極太を新幹線、太マジックを在来線特急、細マジックを在来線普通・快速と置くと(じゃあ極細は路面電車?)、利用者各々の目的に適した輸送手段が見えてきますね。
新幹線が地域輸送で不利になる原因は、結局その料金の高さにあります。
JR他社に比べて、JR九州の在来線特急はより短距離の利用客が多かったので、新幹線開業前後を比べると相当な差ができてしまいました。
その差を埋めるためには、充実した割引切符の設定が求められます。あるいは思い切って特急料金を改定するか。