タクシーの前に見えてきたのは、大きく「松橋産交」と書かれた建物と、ちょうど駐車場から待合所の横へ入ってくるバスでした。
一瞬見えたそのバスの行先表示には確かに「八代市役所前」と書かれています。タクシーはバスの後ろにぴったりとくっつくように停車し、お礼を言って下車。
すぐさま乗車し、事なきを得ますw

13:20 松橋産交 → <八代市役所前> → 14:09 八代市役所前
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前回の記事に写真が一枚もなかったのは、焦っていて写真を撮る余裕がなかったからです。
デジカメの写真が交通センターの写真で最後になっているのを見て、焦りは禁物であることをひしひしと感じさせられる昼過ぎの一瞬…。
車両はまたまた前後扉で、私が乗車した時点では他に一人しか乗客がいませんでした。
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滞在時間は1分もなかった松橋産交よ、さらば。
ちなみに松橋から八代まで行くバスには、山側の鏡経由と、3号線を通る宮原経由(私の父親の実家があるところですw)というのがあって、宮原経由のほうが130円ほど運賃が高くなっています。

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私は一番後ろの席に座っていたのですが、やっぱり一番後ろなのに真横にドアというのは違和感があります。
一つ目のバス停でバスが停まろうとすると、私の真横にあった棚のような場所から何かが入口のステップ目がけて飛んでいきました。
乗客を乗せ、ドアが閉まったあと改めて見ると、霧吹式の自動車用洗剤が落ちていました。ここにあると次にドアを開けたときに落ちそうだったので、信号停車した際にとりあえず元の場所に戻しておきます。

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松橋産交を出発してしばらくは、綺麗に整備された3号線を走って、南の方へ向かう乗客をちょっとずつ拾っていきます。
意外と半端なところからも人が乗ってくるもので、このバス停から乗ってきた人はどこら辺に住んでるのかな~なんていろいろ考えちゃったりしてみます。
けれど自分が普段利用している二の江バス停だって、後で新しく作られたバス停ですから、青峰団地とかから乗ってくる人からすれば、それこそ「中途半端なところから乗ってくるなぁ」という目で見られているのかもしれません。あとは「ただでさえ遅れてるのに乗ってくるなよ」とか思われてたりしてw

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確か、八の坪バス停を出発した直後の写真。最初は私含めて2人だけだった乗客が、6人になっていました。
写真一番手前の座席に子どもが2人いますが、山鹿からのバスもそうだったように、子どもだけでバスに乗るのは熊本では意外と普通のようです。たまたま連続で遭遇しただけなのかもしれませんけれど。
久留米ではこれくらいの歳の子どもの移動手段は自転車がもっぱらなんですが、どうしてもこういう所では何をするにも市街地に比べて移動距離が長くなりますから、自転車を使うよりバスを使うほうがずっといいのでしょう。
とか思っているそばでバスは学生の自転車軍団wを追いぬいて行きます。