唐津に移って早4ヶ月、私もそろそろ唐津の生活に慣れてきました…と言っても8月の間はしばらく久留米にいるんですがね。

私も移動の時は極力バスを使うようにしているのですが、色々と驚かされるようなことも色々ありましたので、とりあえず(西鉄バスエリアの方向けに)適当に書き綴っていきたいと思います。

このブログを見ている唐津の方で何か不快に思うようなことがあればそれは申し訳ないです。
☆市内循環バスが片周りだけ
唐津市内には「東回り」と「西回り」の2つの循環バスがあるのですが、どちらも片回りなんです。
片回りの割には循環するエリアが広く、始発着点である唐津駅をまたいでの乗車もできないので、何かと不便することがたまにある…と思いきや、意外とないのです。というより、不便だと思う機会に遭遇したことがありませんw
もうしばらく暮らせばなにかありそうですが…。
ただ、本数が少ないのはネックですかね。

☆「ネッツトヨタ前」というバス停がある
ジャスコ号とか市内線の用尺経由のバスに乗ったらお目にかかることができますが、なんと「ネッツトヨタ前」というバス停があります。ある意味では「ローソン常持店前」以上のインパクトですw
その名のとおり、トヨタ自動車の販売店の前にバス停があります。
なんともめちゃくちゃな話ですが、実は福岡県・佐賀県のトヨタ販売店の一部は昭和グループの傘下にあるとのことで、こんな名前のバス停が実現可能だったみたいです。もうちょっと別の名前にできなかったのか…。

☆大手口を超えるとボッタクリ運賃

ある日私は大島通りバス停から市民グラウンド行きのバスに乗りました。大島通りから大手口までは「西唐津駅前・日赤病院下・西朝日町・朝日町」の4停留所。運賃は途中で30円上がって大手口までは190円でした。
しかし、大手口を超えて千代田町まで乗ると…運賃は240円に。更に最後の市民グラウンド前まで乗ると450円にまでなっていました。大手口から市民グラウンドまでは「千代田町・栄町・栄町東・船宮・松浦橋・百人町・先石」の7停留所。その間になんと運賃は260円も上がっていた訳です。
…この原因は諸々ありますが、まず、大手口をまたぐバスは、初乗り区間以外は運賃が一律に50円上がるようになっている(例:栄町東→大手口が160円なのに対し、一つ先の朝日町まで乗ると210円になる)みたいで、それがひとつのネックになっているみたいです。そのあとも栄町東と松浦橋で更に運賃が上がり、痛い目に逢いました。
ただ、「大手口を超えたら」とも一概に言い切れ無い理由もあり、百人町経由と用尺経由が同じ運賃で計算されていることにあるようです。
百人町経由と用尺経由はそれぞれ松浦橋で分岐するのですが、百人町経由は市民グラウンドまで「松浦橋→百人町→先石→市民グラウンド前」の順番、しかし用尺経由は「松浦橋→五中前→用尺南→本村→丸宗→西山→ネッツトヨタ前→文化体育館前→市民グラウンド前」と、結構な遠回りで進みますので、そちらの距離を基準に運賃を決めているのでこうなっています。
西鉄バスでもたまに似たようなことをしますが(西鉄久留米の手前で運賃を上げる など)、昭和バスのは結構顕著です。運賃が上がるのが大手口を過ぎてから、というだけ親切な方なのかもしれません。

☆用尺経由の存在
唐津市街地の西端にあたる「唐房入口」バス停から市民グラウンド前まで走ってくるバスは百人町経由、しかし「大島液化ガス」バス停からであれば用尺経由です。その逆方向は経由地がそれぞれ入れ替わります。
「百人町経由」というのはいわゆる本線にあたるもので、伊万里方面とか、北波多方面とか、多久方面とかのような南行きのバスも通過点として百人町経由で市民グラウンド前を通ります。
一方の用尺経由は市内線しか通らない(高速バスやジャスコ号も通りますが、それらはクローズドドアを採用していて大手口にはいけないので除外)ので一見本数が少なそうに見えます。ここを見れば確かに少ないですね。
しかし、こちら(反対方面)はどうでしょう。本数がやたらと多いですが、これも一応理由はあります。
どうやら市民グラウンドで終点になった車両を大手口や車庫のある宝当桟橋へ戻すのが目的のようなのです。市民グラウンド前のバス停は折り返し場などがなく、バスがUターンできるほど広い道でもないので、先に進むしかありません。市民グラウンドから先に進んで右に曲がり、更に右に曲がれば百人町のある通りの一つ隣の通りに出るので、バスはそこを走っていくのです。それが用尺経由というわけです。
というわけで、百人町経由で市民グラウンドで終点になったバスは、そのまま用尺経由の大手口行きとして転回も何もせずにそのまま出発していくのです。
大島液化ガス発の他にも、大手口始発の市民グラウンド行きもあり、また、呼子や加部島など、西方面から来たバスの中には大手口をまたいで百人町経由で市民グラウンドまで行く便があり、百人町経由で市民グラウンドで終点になるバスはまあまあ多く、その分市民グラウンド発・用尺経由の便が多くなるわけです。
しかし、用尺経由の一般路線はそれほどしか有効活用法がないのか、用尺経由・市民グラウンド行きの本数は著しく少なくなっているわけです。
今更ですが、「用尺」は和多田駅のあるところなので、バスを使う必要がさほどないのでしょう。
結論としては、用尺経由とは市民グラウンドで折り返せないバスのための路線だということになるのでしょうね…。

☆バス停がない

見借分道(みるかしぶんどう)というバス停があるのですが、ボタンを押してバスを止めると、何故かバス停も何も立ってない場所で降ろされます。
唐津南高校の生徒が帰りの時間帯にここから乗ってくるんだとか。
って、フリー乗車はダメのはず…。

☆方向幕が適当
ここでもちらっと紹介しましたが、昭和バスは堀川バスよりも方向幕が適当で、「この行き先といえばこの経由地しかない」という場合、必ずと言っていいほど行き先だけしか書きません。
とはいえ、複数ルートがあっても経由地は最小限に抑えていますので、大手口でない限り主要地も書きません。
大手口行のバスの表示が「唐津」だけのこともしばしば。