本来はこのブログで取り上げた方が良かった話題だったのですが、さきほど3月16日号の「広報くるめ」を読んでいたところ、久留米市中心部での移動の促進・渋滞の緩和をはかるという目的で2019年度までの完成を目指して地下鉄道の建設を行うという旨の記事が掲載されていました。

画像を含めて、久留米市役所HP掲載の電子版からその記事を引用したいと思います。
kurumeshichikatetsu
久留米都心地下鉄道(愛称:アザレアライナー(仮))について

1号線
名称:1号線(中央線)
区間:西長門石~干出間
電圧:1500V 架空電車線方式(直流)
最高速度:70 km/h
軌間:1067mm(狭軌)
営業キロ:7.60km
駅数:12駅(*印は快速停車駅)
*西長門石 - *長門石中央 - 梅林寺 - *京町 - 三本松 - 六ツ門中央郵便局前 - *東町 - 篠原通外 - *中央公園 - 百年公園 - *新合川 - *干出

西端部に当たる長門石地区から市の中心部を貫いて複合商業施設「ゆめタウン久留米」のある新合川1丁目・合川干出町までを20分以内に結ぶという目的の元計画された路線。
愛称は「中央線」で、ラインカラーは「アザレアレッド」。
また、昼間のみ快速電車を運転し、最短13分で市街地の東端と西端を結べるようにする。

現在の市中心部から合川町への輸送は、ほぼ100%が西鉄バスによるものだったが、「ゆめタウン久留米」の建設以来休日は必ず渋滞が起きるようになった。
それが原因となり、バスの遅延も著しく、時には西鉄久留米~ゆめタウン間が20分以上と言うこともあり、自動車を使用しない学生や老人などからは早く改善して欲しいという声が上がっていた。
また、市中心部からかなり離れていたJRの久留米駅についても、九州新幹線鹿児島ルートの開通とともに需要が増えることが予想され、現在のバス輸送では追いつかないと判断した。

運行本数に関しては、平日はラッシュ時は10本/h、全便各駅停車での運転。
日中は6本/hで、内2本を快速運転とする。
土日祝は終日10分間隔運転で、毎時2本の快速を設定する。
車両はすべて5両編成の予定。

2号線
名称:2号線(通町線)
区間:旭~東町間
電圧 1500V 架空電車線方式 (直流)
最高速度:70 km/h
軌間:1067mm(狭軌)
営業キロ:2.38km
駅数:4駅
旭 - 久留米大学病院 - 城南市役所東 - 通町二丁目 - 蛍川( - 東町)

中心街からのアクセスが不便な通町や市役所、大学病院などを結ぶ1号線の支線のような扱いで計画された路線。東町駅で1号線と合流する。
現在は市中心部の西鉄久留米駅から市役所や大学病院までは、バスを使用して10分前後掛かっていたが、この路線ではそれを解消し、10分以内で移動できるようにした。
相性は「通町線」で、ラインカラーは「リバーブルー」。

また、県道54号沿いの通町地区においても、西鉄久留米から出ているバスの本数が少なく、中心部であるにもかかわらず非常に交通の便が悪いと言う市民の意見が多く、それに答える形で計画。

運行本数に関しては、全日、終日12分間隔での運転。
朝夕のみ1号線との直通運転を行い、それ以外の時間帯は東町駅で連絡することとし、全便旭~東町間の運転。

いずれも2010年5月13日着工予定で、総工費はまだ公開されていない。
車両基地は1号線終点の干出駅の先、筑後川の一部を埋立て建設する予定で、面積は約79000平方キロメートル。筑後川車両基地(仮)。
基地内には全体検査などが可能な設備を設けることとする。

更に詳しいことは次号(4月1日)で掲載。

ラインカラーをそれぞれ「アザレアレッド」「リバーブルー」にするなど、市民が親しみやすいような配慮がされているのが評価すべき点ですね。
それぞれ市花のつつじと我らが筑後川にかけてあります。

ただ、これによって久留米市内のバス路線がどのように再編されるのかが興味深いところです。
西鉄久留米発着便が今より増えたり、ゆめタウン久留米線が廃止に…なんてことも考えられます。
久留米市中心部のように、市街地が狭いところでも、渋滞はひとつのネックとっなており、今回の鉄道建設で「すぐそこなのに…」という感覚を解消できると言うのは素晴らしいです。これで久留米市中心部の渋滞が解消され、都市間バスの慢性的な遅延は防げると思います。

そして、西鉄久留米駅~JR久留米駅間がものの数分で移動でき、ゆめタウンまでも数分であると言うことにも注目すべきですね。まあ、実際は注目のしようがないのですが。

というわけで、とうとう4月も始まりました。新年度です。