さて、単発シリーズ物です。

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――西鉄バスは以前、いくつかの子会社に分割された経歴を持つのですが、久留米地区もそのひとつです。
久留米のあたりは、大川営業所と一緒に「南筑交通」となり、そのあと「西鉄バス久留米」に名前を変えました。


写真に写っているのは当時の南筑交通が自社導入した車両なのですが、写真からもわかるとおり、車内はよくみるとハイバックシートで、着席定員は多く設計されています。そして、つり革は数本しかついていません。

現在では、以下の路線につかわれています。
6番・・・JR久留米駅~市役所~西鉄久留米~西町~津福今町
51番・・・JR久留米駅→市役所→西鉄久留米→南町→津福今町
52番・・・上記の反対、または野伏間循環
55番・・・JR久留米駅~市役所~西鉄久留米~南町~荒木駅~西牟田~羽犬塚駅
22番・・・JR久留米駅~市役所~西鉄久留米~合川~北野~両筑苑
48番・・・信愛女学院~西鉄久留米~市役所~JR久留米駅~若宮~大善寺
※最初は「21番」というのもあったのですが、今はないので割愛。

どれも昔から人口が少ない地域をカバーするために久留米営業所が70年代頃に独自に設定した路線でした。
さて、この車両が導入されるきっかけとなったのは、久留米営業所が1999年にあっさりと南筑交通の営業所となってしまったことが始まりでした。

第一に、所属していた車両は、西鉄本社からの「管理委託」という形でだいたいそのまま残ることになったのですが、

西鉄本社から管理委託を受けている車両を、西鉄本社から管理委託を受けている路線に使うならまだしも・・・
西鉄本社から管理委託を受けている車両を、
南筑交通直営
の路線
にむやみに使うわけには行きません。

久留米営業所がまだ西鉄の直営だったころは車両には困らなかったのですが、南筑交通になった際に、こんなふうに車両に困るということで写真のような車両が導入されたのです。
そして、このバスは別に西鉄本社から管理委託を受けるわけでもなく南筑交通が独自に保有することになりました(現在はそのまま西鉄バス久留米に引き継がれたました)。

※現在の西鉄バス久留米が独自に保有する車両には、もちろん通常の赤バスも存在しています。

通常の西鉄バスは赤バスとかなんとかと呼ばれていますが、このバスは特になにもありません。適当に「青バス」とでも呼んでおきましょう。

さてこの青バス、先にちょっと触れたように、南筑交通直営の路線でしか使われていません。
その路線の中に、ひとつだけ問題の路線があったのです。